[感想]賢人の読書術/成毛眞 他

052801

読書の方法に絶対はないのだと実感

成毛眞さん、松山真之介さん、藤井孝一さん、中島孝志さん、平野啓一郎さんの5人の読書の賢人にによる読書術。


顔ぶれを見れば、その読書術の中心はビジネス書系だと言うことがわかる。でもって、自分自身はおもに小説を好んで読んでいるので、どこまで参考になるのか、はたまた全く参考にならないのか、半信半疑で読み始めた本書。

5人が5人とも独自の読書術を語っているので、本書1冊を通してみると、正反対のことが語られている場合が多々ある。

速読派、スローリーディング派、目的を持っての読書派、目的を持たない読書派、超併読に1冊集中……などなど。

参考になる部分もあれば、参考にならない部分もあって、結局読書なんていうものは、自分で自分のスタイルを確立していくのが一番なのかもしれないという結論にいたった私は、この本が参考になっというべきか、はたまたならなかったというべきなのか。むむむ。

ちなみに一番参考になったのは、松山真之介さんの『価値ある良書を手にするための「選書術」』の章。

もはや読書術ではなくて、本の選び方になっているのだが、それはさておき。情報が氾濫し、ネット書店とリアル書店がしのぎをけずる昨今、良書を見つけるための方法論は多いに参考になった。