[感想]知の逆転/ジャレド・ダイアモンド他

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知の巨人6人へのインタビュー

頭の体操をかねてたまには知識人たちの著書を読んでみたいけれど、どうにも敷居が高いように思えて、あと一歩が踏み出せない……なんて人には最高の1冊。

知の巨人と言われるジャレド・ダイアモンド、ノーム・チョムスキー、オリバー・サックス、マービン・ミンスキー、トム・レイトン、そしてジェームズ・ワトソンの6人へのインタビュー記事を掲載した本書は、インタビューならではのわかりやすさでもってして、知の巨人たちの研究や主張のエッセンス等をさらりと読み取ることができる。


そうそうたる面々ばかりなので、言っていることがわかるようなわからないような人もいれば、そこまで言ったら凡人は立つ瀬がないよと思わせられる人、なるほどそれは確かにそうだと納得させられる人など、ひとりひとりの個性が際立つ。

これらのインタビュー記事を足がかりにして、彼らの著書に挑戦するもよし、自分とはとうてい別次元の話だったなと見切りをつけるもよし(←私はこれに近い)。

どのような結論が導きだされたとしても、知の巨人の一端に触れたという事実は、自身の知識欲をほんのちょっぴり満足させてくれる。